映画「プレデターズ」に出演する、
注目の日系俳優ルイ・オザワ・チャンチェン氏にインタビューしました!
2010年の夏。あのプレデターが帰ってきます!
さらに凶暴・凶悪になって!
「デスペラード」や「シン・シティ」
「プラネット・テラー in グラインドハウス」等の
アクション映画の巨匠ロバート・ロドリゲスが、
プレデターをスクリーンに復活させるプロジェクト「プレデターズ」。
2010年7月9日 全米公開予定(日本は夏公開予定)!
この「プレデターズ」は、
1987年の
アーノルド・シュワルツェネッガーの「プレデター」の
正統な続編、リメイク いや リ・イマジーネション
=オリジナルの設定をかりて新しい物語を再構築したもの、、
とも言われており、
「プレデター2」「エイリアン VS プレデター」
「AVP2:エイリアンズ VS プレデター」とは
全く別の、新生プレデターの物語。
しかもプレデターズと複数形ということは、
プレデターたちが大暴れということですね!
ロドリゲスは、今回製作と脚本にまわり、
監督をつとめるのは、スリラー「モーテル」や
今年公開予定の「アーマード 武装地帯」で大注目の
ハンガリー系アメリカ映画監督ニムロッド・アーンテル。
そして、今度のプレデターは、ジャングルの惑星で、
極悪地球人たちとプレデターたちが戦うという
バトル・ロワイヤル映画になりそう!
今回、その過激な話題作に、
プレデターと戦う日本人戦士 その名もハンゾウ(!!)を演じる、
日系俳優ルイ・オザワ・チャンチェン氏
とインタビューする機会を得ました!
オザワ氏は、このお正月に里帰り来日していたんです。
早速、そのインタビューです。
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すぴ(以下S):はじめまして!
オザワ氏(以下O):はじめまして、こんにちは!
あ、そのTシャツ すっごくいいですね
(僕が、プレデターのTシャツ着ていたので 写真参照)。
そのTシャツに書いてあるセリフ
「If it bleeds, we can kill it
(=もし奴が血を流すのなら、奴を殺せるハズだ)」は、
今度の映画で、僕が言うセリフです。
S:わあ、それはスゴい!そのセリフは「プレデター」で
シュワルツェネッガーが言うセリフですよね。感激です!
オザワさん、日本語お上手ですね。
O:ええ、母が日本人 父が台湾人。でもずっとNYで育ちました。
S:日本での俳優活動は?
O:昔、東京デザイナー学院のCMにモデルとして出た事はありました。
ただ、俳優としては日本での活動はないです。
でもイギリスBBCテレビの歴史番組で、日本の戦国時代をテーマに
した回があって、そこで“小早川 秀秋”を演じました。
甲冑姿で、東映の太秦撮影所で撮りました。
S:殺陣とかもされたんですか?
O:実は、子どもの頃から剣道やってまして。
今回もそれが縁で「プレデターズ」の出演
が決まったようなもんです。
日本人で刀でプレデターとたたかう役のオーディション
があることを知って、
課題のセリフと剣のシーンをテープに撮って送ったんです。
そうしたら決まって(笑)。
ちょうど、俳優を休んで、演劇学校の先生をやろうと、
準備していた時だったんですよ(笑)
S:それは、すごいタイミングでしたね。興奮したでしょう?(笑)
O:もちろん!1作目の「プレデター」は好きな映画だったし、
あとロドリゲスと仕事できるのもうれしかった。
「シン・シティ」とか大好きでしたから。
S:で、今度の「プレデターズ」なんですが、
発表になったあらすじによると「地球人の兵士や殺し屋たちが、
プレデターたちに拉致され、ジャングルの惑星に放置。そこで、
プレデターたちの、狩りの獲物として、死のゲームに参加する」
という、すごいお話(笑)と聞いています。
オザワさんは、どんなキャラを演じるんですか?
O:僕は、ハンゾウという名の日本人ヤクザを演じます。
S:あ、忍者じゃなくてヤクザなんですか(笑)
O:脚本を書いているロドリゲスが、
「キル・ビル」に出てくるハンゾウ
(註:「キル・ビル」の監督のタランティーノとロドリゲスは親友。
そして、千葉真一氏が、この映画で、
ハットリ・ハンゾウというキャラを演じている)が好きで、
名前は、そこからとったみたいです。
でも設定はヤクザ。でも刀を使います。
ロドリゲスは、プレデターと刀で戦うキャラを登場させたかった
みたいです。
S:プレデターの映画というと、
ガン・アクションのイメージありますよね。
O:ガン・アクションは沢山出てきますよ。
「プレデター」の時に登場したガトリング銃も出てきますよ。
最初は、ハンゾウも銃で戦います。
ロドリゲスは、キャラごとに、使う武器までふりわけていて、
ハンゾウの銃はベレッタ。でも、最後は刀で対決するんです。
このシーン、ロドリゲスは相当思いいれあるみたいで、
他の人のアクション・シーンには、
“BATTLE(戦う)”としか脚本には書いていないんですが、
ハンゾウの対決シーンだけ、2ページにわたって書いてあるんです。
相当、かっこいいですよ(笑)
あとハンゾウがどうやって刀を手に入れるかもミソです。
楽しみにしていてください(笑)
後半に続きます!
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