オザワ氏とのインタビュー後半です!
前編はこちらです;
http://supi.wablog.com/1545.html
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S:他には、どんな役者さんたちがプレデターと戦うんですか?
O:エイドリアン・ブロディ、
トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン、
あと女性では、アリーシー・ブラガが、女スナイパー役で登場です。
S:わあ「キング・コング(エイドリアン・ブロディ)
「スパイダーマン3(トファー・グレイス、ヴェノム役の彼です)
「マトリックス(ローレンス・フィッシュバーンのモーフィアス)」
「アイ・アム・レジェンド」(アリーシー・ブラガ)
とジャンル映画ファンにはおなじみの最強の顔ぶれですね(笑)。
でも、シュワちゃんみたいなマッチョはいない?
O:いえいえ、エイドリアンとか、体そうとう鍛えてますよ。あと、
ロシア出身の元格闘家のオレッグ・タクタロフ
(註:1997の東京ドームのPRIDE1にも参加した)。
ダニー・トレホ(ロドリゲスの映画に常連の悪役俳優)も参加。
彼は、顔からして怖いですから(笑)
S:これだけのキャスティング集めて、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
O:とても楽しい現場でした。出演者も皆わきあいあいという感じです。
フィッシュバーンは、とてもいい人。
「地獄の黙示録」に出演したときのエピソードとか、
いろいろ話してくれました。
ロケ地もハワイで、すばらしい自然のシーンが撮れました。
S:ハワイの明るい雰囲気が、プレデターのトーンに合うんですか?(笑)
O:実は、今度の映画に登場するジャングルの惑星は、
レイン・フォレストという設定でいつも雨が降ってるんです。
それと、監督のニムロッド・アーンテルが、ハンガリー出身で、
画面のトーンとかヨーロッパ・テイストなんですよ。
だから太陽がパーっとそういう風には撮ってないんです。
いつも雨が降ってるわけだから、僕はいつもズブ濡れです。
ハンゾウは、当初、アルマーニの高級なグレーの3ピースの
スーツきて、高い靴はいてるんですが、
その靴はドロですぐ使い物にならなくなり、
だからいつも裸足という設定。スーツもボロボロになって、
最後には半裸状態(笑)。
それで、体にあるTATOOがあらわになるんです。
このTATOOのメイクもすごいんですよ。
S:暑いハワイで、プレデター役の人はあのスーツ着るんですか?
O:いえ、プレデターの登場シーンは、主にテキサスで撮影するんです。
テキサスは、ロドリゲスの製作プロダクションの拠点だし、
またハワイと同じくらいの素晴らしい自然のシーンもある。
実は、1月6日からまたテキサスで撮影なんです。(註:このイン
タビューは12月28日実施)
みんなと会えるのが楽しみですね。
S:そうですか。
ところでタイトルが「プレデターズ」と複数形ですよね。
いろいろなプレデターが出るのですか?
O:ええ。あとプレデター以外のクリチャーも出ますよ。
ちなみに、一番高いプレデターのスーツっていくらだと思います?
一着=30万ドル(約2700万円)ですよ!
S:そんなに高いんですか!
それじゃあ、ハワイにひょこひょこ持っていけないですね(笑)
でも、CGとかも使うんでしょう?
O:ところが、この映画、CGの部分は少しで、
ほとんどがスタント・アクションと
すごいワイヤー・アクションなんです。
これCGじゃない?と思うようなシーンでも、
リアルなスタントなんですよ。
S:それじゃあ、本当に生身でぶつかりあう、
バイオレンス・アクション映画なんですね。
O:そうなんです。みんな生傷たえなくて、
僕も撮影中、足を怪我しました、なんせ裸足
でしたから(笑)。
そんなわけで、すごい、バイオレンスいっぱい。
絶対、R指定(=15歳未満は鑑賞不可)は免れない映画です(笑)
S:ハンゾウは、生き残れるんですか?(笑)
O:内緒です(笑)。
あと、エンディングも2つのパターンで撮っていて、どっちになるか
公開までわかりません(笑)
S:楽しみだなあ。
では、最後に、
この映画を心待ちにしているファンに一言お願いします。
O:ハイ、今度の「プレデターズ」、
すごいアクションと、
そして、人を殺す事をなんとも
思わなかった殺し屋たちが、
いざ殺される側にまわったときに見せる様々な人間性が
ぶつかりあうという、
見応えたっぷりなドラマが展開されます。
特に最初の「プレデター」が好きだった人には、
あの映画のいいところがさらにパワーアップされています。
きっと気に入ってもらえると思います!
S:どうもありがとうございました!残りの撮影がんばってください。
O:ありがとうございます!
■インタビューを終えて:
素晴らしい方でした。オザワさんのインタビューからも、
「プレデターズ」のノリノリの撮影現場の様子が伝わってくるようです。
オザワさん曰く、
「今度の映画はR指定だから子供向けのおもちゃは発売されないけれど、香港拠点の大人向けフィギュア・メーカーさん
(ってことは、ホットトイズさんですよね<笑>)が、
大人向けに、この映画のフィギュア作るよ」と教えてくれました。
ホットトイズさん、是非、ハンゾウ人形も作ってください。
「プレデターズ」、2009年7月9日 全米公開予定です。
日本は夏休み公開かな?七夕に想いをよせたら、
次は、プレデターの星に遊びに行きましょう。
なお、ロドリゲスが、ニムロッド・アーンテルを気に入り、
今回の「プレデターズ」の監督起用のきっかけとなった、
映画「アーマード 武装地帯」は、2010年3月27日
日本公開予定です。
詳しくは
http://www.sonypictures.jp/movies/armored/
また名作「プレデター」をブルーレイでチェック!
詳しくは
http://video.foxjapan.com/search/detail.php?id=8870
ちゃんと予習しておきましょう!