「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」の監督であるギレルモ・デル・トロ氏が来日、その来日記者会見に行ってきました。
詳しい内容は、以下のサイト等でみていただくとして、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000008-vari-ent
監督の人柄が出て、すごく楽しい記者会見でした。
「スパイダーマン」のサム・ライミ監督もそうでしたが、
この手の監督(オタク系あがりの監督)は、しゃベりだすととまらない、、とくに大好きなニホンのオタク文化について語りだすとうれしそうに
語ります。
僕が彼の発言で共感したのは、
*モンスターというのは、様々な人間の感情や精神のメタファーだと思う
*日本の怪獣映画はゴジラやガメラを感情移入できるキャラクターとして描いているところがすごい
の2点でした。
そうなんです。
僕は、洋物モンスター映画には、(ハリーハウゼンとかのぞいて)単なる物語の”やられ役”として怪獣を扱っているものが多く、
怪獣に感情移入できる、という点で、そこが日本の怪獣映画と洋物モンスター映画の一番の違いではないかと思うのです。
今度の「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」には、
グリーン・モンス×ビオランテ×クローバーフィールド
のような巨大怪獣が登場しますが、監督は
このキャラにもタップリと愛情を注いで描いています。
ギレルモ・デル・トロ氏で「ゲゲゲの鬼太郎」とか撮れば面白いのになあ。