MARVEL VS Hollywood

マーベル原作映画についてのあんな話・こんなうわさ

もう昨日ですね・・７月１０日、選挙に行って
杉並公会堂に向かいました。
今日、杉並公会堂（東京）でウルトラマンのイベントが開催されていたのです！
その名も「THE LEGENDS 1966」
http://m-78.jp/50th/suginami/

「ウルトラマン」は１９６６年７月１７日にオンエアされました。
しかしそれに先立つ７月１０日に
「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」という特番が
放送され、これがウルトラマンが初めてテレビに登場した日なのです。
そして、その特番は公開録画形式で行われ、その会場が杉並公会堂！
というわけで
＊７月１０日はウルトラマンの日
＊杉並公会堂はウルトラマン誕生の聖地ともいえるわけですね。
今年はウルトラマン誕生５０周年　
それを記念してのメモリアル・イベントが
５０年目の７月１０日、杉並公会堂にて開催された、というわけです。

イベントはトークショー＆ウルトラ主題歌メドレーのライブと大きく
２部構成で、トークショーの方は
「ウルトラマン」の主演者の皆さん・当時の監督たちが集まり
「ウルトラマン」の撮影秘話や
その伝説のイベント「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」
がどのように行われたのか興味深いお話が沢山聴くことができました。
ステージの最後は歴代ウルトラマンが全員集結！
初代ウルトラマンと
７月９日に放送開始となった新ウルトラマン”ウルトラマンオーブ”との”ひきつぎ（？）”が行われ
初代ウルトラマンに変身したハヤタ隊員こと黒部進さんと
ウルトラマンオーブに変身するクレナイ・ガイ役の石黒 英雄さんが熱い握手！
また５０年後に（！）この杉並公会堂でイベントが開催される（！！！）ことを信じて閉会となりました。
このウルトラマン全員集合＆登壇は圧巻の一言！
素敵な時間を過ごすことができました！
サンディエゴ・コミコンのパネルのようでした！

トークショーは本当にお宝話ばかりですべてをご紹介したいぐらいですが（笑）
特に印象に残ったのは・・・
ウルトラマンのスーツアクターだった古谷 敏さんが
毎回、怪獣を殺す自分の役＝つまりウルトラマンに疑問を持ち、
脚本家の金城 哲夫氏（＝初期ウルトラ・シリーズの立役者ともいうべき伝説の脚本家）に
その気持ちを打ち明けたところ、
金城氏が”ウルトラマンが怪獣を殺さない”エピソードをいくつか書いてくれたというお話でした。
（子どもの魂がのりうつった高原竜ヒドラ、孤児を守る雪山の怪獣ウーのエピソード）
僕らが子供の頃に感じた、あのウルトラマンの持つ優しさは、
ウルトラマンを演じることで＝ウルトラマンと同化することで、
誰よりもウルトラマンのことをわかっていた古谷さんだからこそ生まれたのかもしれませんね。
文字どおり古谷さんは、着ぐるみのウルトラマンに本当に命を吹き込んだのだと思う。

以前、円谷プロの方から、僕がアメコミ・ヒーローのことを熱く語るので
「日本にはウルトラマンがいるのに、なぜあなたはスパイダーマンやバットマンが好きなのか？」
と聴かれたことがあります。
そのとき、こう答えました。
「ウルトラ怪獣は大事な幼馴染、そしてスパイダーマンは思春期のときに知り合った親友」
幼馴染たちの元気な姿を見てハッピーな気持ちになりました！
シュワッチ！