★シルバーサーファー 観て来ました! My F4銀河の危機レビュー

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2007/07/12 16:30

すぴ。

本日、F4:銀河の危機 のマスコミ試写みてきました!
(会場でお会いした方、声をかけてくださりありがとうございます)

以下レビューです。(ネタバレ ややあり)

まず前作同様 楽しい映画だなあと思いました。
この”楽しい”というのが、F4が持っている、他のアメコミ映画にはない価値、強みで、本当に明るく素敵な映画でした。

そしてパート1では、ややそこに重きを置きすぎたあまり、少しものたりなくになっていた、スーパーヒーローライブアクション大作映画としてのケレン味を、今回はタップリ味あわせてくれます。

4人の超能力の見せ場やシルバーサーファーの爽快感、
ファンタスティッカー、空飛ぶドゥームどれもワクワクさせてくれます。


とにかく前作以上にはるかに面白い、スケールの大きな一級の娯楽映画ですが、賛否分かれるのは、やはりギャラクタスの描写。
じつは、このシルバーサーファー登場のエピソードは、
アメコミの中でももっとも有名かつ人気があるエピソードで、
クライマックスは、
ギャラクタス(コミックでは、北斗の拳のラオウが大魔神のコスプレした感じの巨人)と宇宙の監視人ウォッチャー(これまた巨人)
そしてF4、シルバーサーファーが入りに乱れて、白昼のマンハッタンで大バトルとなります。このイメージを期待していると、映画版ギャラクタスの表現に?でしょう。
これをもし忠実に映画にするとちょうど「スパイダーマン3」の巨大サンドマン VS スパイダーマン&ハリーみたいな感じになります。(だから製作者はあえて避けたのかな?)

しかしコミックはコミック、、映画は映画です。

やっぱりこの映画がチャーミングである本当の理由は、
あの4人の日常のドタバタ騒ぎの描写の面白さで
スパイダーマンがスーパーヒーローもののフォーマットを借りた青春映画
X−MENががスーパーヒーローもののフォーマットを借りた人間ドラマ
ならF4はがスーパーヒーローもののフォーマットを借りたファミリードラマであり、監督のティム・ストーリーのこだわりももそこにあり、
成功させています。

そして、僕がホロっとした名シーンは、花嫁姿のスーにお調子者のジョニーが、はじめてまじめな顔して
本当にいい笑顔とともに「姉さんきれいだよ」というシーン。
2人の姉弟愛を感じるシーンであり、F4が家族の物語であることを教えてくれます。

気になる「3」ですが、きっとスーとリードの間に子どもができる<フランクリン>の話じゃないかな。
これはこれですごいことになるのですが、、、。

というわけで、本当に楽しい90分でした。
とにかくいまは、あの4人が、前作より更にファンタスティックになって、
また戻ってきてくれた幸せをかみしめています。