「プレデターズ」一足早く観てきました!プレデターというキャラと物語に、僕らが期待するものがつまった映画で、すごく幸せでした(笑)
FOXさんのサイトはこちら
http://movies.foxjapan.com/predators/
****以下、ネタバレなしのレビューです。ちょい長いです******
そもそも「ハイテク武装した、狩猟が趣味のエイリアンが、地球人のタフガイをハントする」
という設定自体超B級なわけで、
このうれしくなるような馬鹿しさの直球ストレートを、
そのままパワフルに打ち返した快作です。
なにをいいたいかと言うと、
リメイクということで、設定をリアルに変更したり、
人間ドラマをほりさげようとか、妙ないじりかたをして台無しにしてしまうリメイクものも多いのですが、この「プレデターズ」は、オリジナルのよさをそのまま引き継いでいるんです。
だから、僕にとっては、本当に違和感なく、
シュワちゃんの「プレデター」の続編と言うことで楽しめたし、
おそらくプレデターを知らない人は、この作品からはじめてもなんの違和感もないと思うのです。
このへん、例えばリメイク版「エルム街の悪夢」が、旧作のファンにとっては、ちょっと違うフレディで、新規ファンの方が素直に楽しめる、、とは大きく異なる点です。
音楽に「プレデター」の曲を使っているのがうれしいし、
あとヒロイン(彼女、惚れるぐらいカッコいい)が、
シュワ版「プレデター」のヒロインとちょっと似ていて、
別キャラではあるんですが、彼女の口から前作との関連が語られるあたり、ワクワクしました。
高度な文明を持っているけど野蛮、、というキャラ像を打ち出したのはこのプレデターが最初じゃないでしょうか?(高度な文明を持っているけど冷血、、というキャラは沢山ありましたが)
感心したのは、ロドリゲス製作でありながら、このお話が血まみれ殺戮話ではないところです。目をそむけたくなるようなシーンはない(もちろん、グロいシーンもあることはありますが)。僕は、この「プレデターズ」って、やっぱりワイワイ楽しみながら観る映画だから、必要以上に血で湿らすことはなくていいと思うのです。要は、ロドリゲスは、そのへんの塩梅がわかっていたんでしょうね。
僕が昨年末インタビューしたオザワさん:
オザワさんんとの昨年末インタビューはこちら
http://supi.wablog.com/1545.html
映画館で、ルイ・オザワさんが、
僕に気がついたわざわざ握手してくれました(昨年末、彼のインタビューを担当したので)。ちょっと感激です。
オザワさん演じる、ハンゾーは、本当にかっこいい役です。というわけで「プレデターズ」、本当にプレデターがプレデターらしくてよかった!
LOVE プレデターズです。