さて本日は、「ウルヴァリン:X−MEN ZERO」のDVDのリリースです。
前回、ブルーレイ・リリースのときに予告した、
?衝撃の真実を知った後の、劇場公開版とは“別の展開”シーン、、
について;
さて僕が最もビックリしたのは、クライマックス近くの「ウルヴァリンが 真実を知り、
一度基地を去ろうとするが、ケイラの悲鳴を聞き、ビクターに立ち向か う」という流れ、
これ、用意されていた別の撮影シーンでは、
全くこれとは異なる展開になるのです。
僕は、このDVD・ブルーレイ版の展開の方もすごいと思いました!
(これは、これでウルヴァリン・サーガらしいのです!)
それは果たして!!!???
参考:
http://supi.wablog.com/1570.html
についてお話しましょう。
****以下、ネタバレMAXなので、自分で確認したい、、という方はパスしてください******
劇場版では、
●すべてを知ったウルヴァリンがストライカーの研究所を去る
●そのあとケイラが、ビクターに殺されかける。悲鳴!
●その声を聞いてウルヴァリンがもどってビクターと戦う」
という展開でした。
このブルーレイ&DVDに収録されている、もう一つの展開とは
●すべてを知ったウルヴァリン
●さらにダメ押しで、ケイラが「あなたへの愛はウソだったの」と言う
=もっともストライカーにうながされてですが
●ストライカーはウルヴァリンに「父親、戦争、ケイラの裏切りと、お前の過去はつらいことばかりだ。いっそ、記憶を消してやるぞ。どうだ?」ともちかける!
●ウルヴァリン、その申し出を受け入れる!!!
●そして、ウルヴァリン、電気椅子のような装置にすわり、別室で、
記憶を消す処置を受ける!!!!!
●ストライカーの前に、ビクターが現れ「弟から俺の記憶を消すとは聞いていない!!」とストライカーにつめよる!!!!
●ケイラが、ビクターを止めようとして、逆に殺されかける。悲鳴!
●ウルヴァリン、その声を聞いて、洗脳室から飛び出て、ビクターに戦いを挑む!!
です。
ウルヴァリンがなぜ、ストライカーの申し出を受けたのか?
監督のオーディオ・コメントによると、
「真実を知ったとき、ウルヴァリンは自殺したかった。しかし、彼は不死身
死ねない、、、彼にとって、自殺と同じ効果があるのは、すべてを忘れること=記憶を抹殺することだった」
そして、ビクターは
「ローガンにずっと憎んでいて欲しかった。そういう屈折した絆・・兄弟愛なのだ」と。
すごい展開でしょう?
僕は、
”死ねない男にとっての自殺とは、自らの記憶=想い出をすべて消すことだ”
という発想に、ノックアウトされました。
ただやっぱりこの展開は過激すぎたんでしょうね。
劇場版の展開を採用した理由もわかります。