このところ、新「スパイダーマン」、「アイアンマン2」の話題で
いっぱいでしたが、この方を忘れちゃいけません!
そう!「ウルヴァリン:X−MEN ZERO」がいよいよ
1月22日ブルーレイ、2月3日DVDにてリリースです!
その特集です!
●まずは、商品について詳しくはこのFOXさんのページです。
http://movies.foxjapan.com/wolverine/
●そして、いま予約特典に、こういうナイスな小冊子がついてきます。
「マーベル社製超限定カバーアートブック」歴代X−MEN、
ウルヴァリンのコミックのカバーアート集ですが、
僕のアメコミ師匠 柳 亨英さんと僕で
制作しました!結構、素敵なブックです。まだDVDの方だと
発売日まで時間あるから入手できるのかな?
機会があったら手にとってみてください。
●そして、今回ブルーレイ&DVDは、特典映像が充実です!
メイキング映像があり、スタッフ、キャストが、
この映画について語る(=コメント)するわけですが、その中で
僕がなるほどと思ったのが、このコメントなんです。
ウルヴァリンというキャラがなぜこれほどまでに愛されるのか?に対し
監督がこういう風に答えています。
「これほど感情の幅が広いヒーローは他にいないからじゃないかな」。
そうかもしれません。
だからこそ、僕らはウルヴァリンの中に、自分との共通点=共感を
見出せるのかもしれませんね。
●ラストのバトルで、ウェポンXIが、目から光線を発射するとき、
一瞬、目の周りが赤くなって、
そして黒く隈(くま)のようになりますね。
あれはコミックのデッドプールのマスクを意識した演出だそうです!
●そして、未公開シーン!!
これがすごいんです!
ただし、実際、手にとってからのお楽しみにしたい!という方は
以下、読まないでください!(ネタバレですから)
*****ここから特典映像のネタバレです!!!**********
まず、今回、大きく分けて
?日本の劇場公開版では上映されなかったシーン
?幻のストーム登場のシーン
?ビクターとブロブがからむシーン
?衝撃の真実を知った後の、劇場公開版とは“別の展開”シーン
が収録されています。
それぞれについて解説です。
?日本の劇場公開版では
上映されなかったシーン、、について;
日本の劇場公開版ではエンドクレジットの後、
首を切断されたハズのウェポンXIの
手が動き出し、ガレキの中から、自分の首を探し出し、
その生首が生きている=ウェポンXIが蘇る、
というホラーなオチになっています。
実は、全米公開版では、さらにすごいオチがついているのです。
それは、なんとウルヴァリンが日本のBARで飲んでいるというもの。
そして、カウンターごしに日本人ホステスに話しかけられるのです。
ウルヴァリン「モウイッパイ(これ日本で言います)と
酒のお変わりを頼む
日本人ホステス「アメリカ人?(と日本語で聞く)」
ウルヴァリン「カナダ人だ。 多分な(英語)」
日本人ホステス「飲んで忘れたい事でも?(と日本語で聞く)」
ウルヴァリン「思い出したいんだ(英語」」
次のウルヴァリンが、日本篇である、、
ということを予感させているわけですね。
ハリウッド映画にありがちな、
よくある、とんでも日本的には描かれていないんですが、
かっこいいウルヴァリンがいきなり、映画の余韻が残る大ラストで
「モウイッパイ」というのは、
ちょっと日本人として違和感あるので、
日本公開版では見送られたのかな(笑)
?幻のストーム登場のシーン、、について;
少女時代のストームがバッチリ出てきます!
皆さん、映画の中で、アフリカの村にアダマンチウムを求めて、
チームX が押しかけるシーンありますよね。
結局、あそこで、ウルヴァリンとビクターは対立し、
ウルヴァリンは認識票タグを投げ
棄ててチームを去るわけですが。
実は、このシーンにストーム出てくるんです。
要は、あの村人の中に少女時代のストームがいて、
投げ捨てた認識票を拾う。
そして、彼女のミュータント・パワーで雷が鳴る!
そう、映画版でも、ウルヴァリンがチームを去るとき、
突然、雷がなって、チームXの
面々が稲光に照らされますよね、、この雷こそ、少女ストームがもたらし た、、という設定が用意されていたわけです。
結局、雷はイキで、ストーム無しのシーンが採用された
わけですね。監督のコメント聞くと、映画「X−メン」で、
ウルヴァリンとストームは
初対面という事になっているので、
ここで会っているとすると矛盾が生じる、とのこと
でカットしたみたいです。
*以下、僕の私見*
ただラストのストライカーの研究所の収容施設に
ストームらしき少女がいるんです。(別ミュータント説あり)
これって、カットされたシーンだと、少女ストームは明らかに、
チームXの面々とその場にいたわけですから、
あの後、ストライカーが拉致した、、
という流れは自然なような気がします
?ビクターとブロブがからむシーン、、について;
これはバトル・シーンではなくて
「ブロッブをビクターが倒し、ウルヴァリンたちがガンビットのところに 向かったことを、ビクターがつきとめる」という描写がキチンと
撮られていました。
描写は、すでにブロッブは倒されていて、
バトル・シーンではありません。
きっと編集の段階で、テンポかなにかの関係で、
最終的にカットされたのでしょう。
?衝撃の真実を知った後の、劇場公開版とは“別の展開”シーン、、について;
さて僕が最もビックリしたのは、クライマックス近くの「ウルヴァリンが 真実を知り、
一度基地を去ろうとするが、ケイラの悲鳴を聞き、ビクターに立ち向か う」という流れ、
これ、用意されていた別の撮影シーンでは、
全くこれとは異なる展開になるのです。
僕は、このDVD・ブルーレイ版の展開の方もすごいと思いました!
(これは、これでウルヴァリン・サーガらしいのです!)
それは果たして!!!????
2月3日にDVD発売あわせで、ここはそのとき解説します!
なので、このNEWSの続きは、
2月3日の、このブログにあげておきますので、
またご覧くださいね。
いやあそれにしても「ウルヴァリン:X−MEN ZERO」
やっぱり面白い!!