★MY マイケル・ジャクソン THIS IS IT レビュー

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2009/10/28 21:00

すぴ。

ウィリアム(グリーン・ゴブリン)デフォー氏は、
ティム・バートン版「バットマン」のジョーカー役候補だったそうです。
これはかなり本当みたいですが、
一方、噂レベルの話として、
マイケル・ジャクソン氏は、ロビン役で出たがっていた、、そうです。
ギャラよりバットモービルが欲しかったそうです。

さて、アメコミ映画ではないんですが、僕にとっては
やはり偉大なる”アメキャラ”であり、
リスペクトしているマイケル・ジャクソン氏について、書かせてください。


マイケル・ジャクソン氏の話題の映画「THIS IS IT」
拝見させていただきました。

素晴らしい作品でした。
THIS IS ITどころか、THIS IS GREAT!です。

***以下、レビューです。少し内容についての記述ありです****

僕自身、マイケル・ジャクソン氏について、
あれこれ語れる人間ではないのですが、
大学生のころ、
だいたいみんなテニス・サークルかウインドウ・サーフィンの同好会に入るんですが、
僕はずっとホラー映画ばっかり観ていて,
そういう青春時代だったんです(笑)。

ただ、マイケル・ジャクソン氏の「スリラー」のおかげで、
やっとディスコに行けるようになったんですね。
なんていうか、あの曲があったおかげで、
ディスコという文化に自分の居場所をつくれたというか。

そして彼の持っている&放つ、“華”がとても好きでした。

今回のTHIS IS IT は、そんな彼の、
新しい魅力をみせてくれます。
それは、彼が、エンタテイナーであると同時に、
”偉大なるプロジェクト・リーダー”だったということです。

劇中披露される、曲やダンスも、
すばらしいことは、もちろんなんですが、
僕は、マイケルがスタッフや他のキャストと、
リハーサルのときに、
やりとりする会話に感銘しました。

すごく的確で、そして、相手に対し敬意を払って指示を出すんです。

特に、感動したのは、
女性ギタリストに対し「ここは君の見せ場なんだよ」と言って、
最高のパフォーマンスを出すようにディレクションするシーン。

僕も、
「ああ、こういう風に自分の部下やスタッフに指示出せばよかった」と
心底思いました(笑)

自ら中心となって、なにか新しいものをつくりあげていくときに、
なにが必要か、、を学べる映画でした。

この映画「THIS IS IT」に、欠点があるとするならば、
それは、場内の明かりがついたときに、
僕らは、このTHIS IS IT 
というコンサートをもう観ることはできない、
という事実に気づかされることです。

でも、この映画を観て、一人ひとりが自分の心の中で
THIS IS IT のコンサートを”再現”すればいいし、
自分なりのTHIS IS IT(これは劇中、様々な
意味をかけて、語られます)を探していきたいです。

そして、この映画に対しての、本当に素直な感想はこの一言につきます。

やっぱり、マイケルってかっこいい!