先日、人づてで、ショックなことを聞きました。
映画評論家の「みのわあつお」さんが、
5月4日にお亡くなりになったそうです。
僕が、<杉山すぴ豊>というライター名で、
仕事をはじめたとき、最初に
名刺交換させていただいたのが、みのわさんでした。
僕なんかよりずっと前からアメコミ映画や、SF映画についての解説コラムを、雑誌やパンフレットに書かれてきた方です。
どれだけ、みのわさんの文章を楽しみにしてきたことか。
「ゴーストライダー」の試写のあと、
一緒にお茶して、アメコミ映画について
語り合って、すごく盛り上がったことを覚えています。
僕が、アメコミ映画系のパンフに執筆すると、
みのわさんの原稿と同載のことが多くて、、
去年「ヘルボーイ2」の試写でお会いしたのが、
最後になってしまいました。
これは前にも書きましたが、
みのわさんのような“先駆者”がいたから、
僕はアメコミ映画みたいな、
マニアックなジャンルについての知識を
得る事ができました。
僕にとっては、
本当に、リスペクトする、
アメコミ映画伝導師でした。
今年は、まだまだ、みのわさんに観せてあげたかった
(みのわさん自身もきっと観たかった)
映画が、続々と封切られるというのに、
残念でなりません。
もっといろいろ語りたかった。
みのわさん、これからも、
ときどき天国からおりてきて、
ちょくちょく試写会場に
いらしてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。