★スーパーマンの法廷論争。これがきっかけで新スーパーマン映画?

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2009/08/15 21:34

すぴ。

これは、興味深い記事なんですが、
スーパーマンの権利をめぐる問題。

スーパーマンの原作者としてクレジットされているジェリー・シーゲル(ストーリー担当)の親族が、
スーパーマンの物語について、
「クリプトン星のジョーエルの子カル・エルが地球に来てスーパーマンになった」という設定部分の権利をとりもどした、というものです。

http://www.variety.com/article/VR1118007269.html?categoryid=13&cs=1
これ、すごく大ざっと解説すると、
スーパーマンの原作者は作:ジェリー・シーゲル 画:ジョー・シャスターのコンビですたが、ぶっちゃっけ出版社に買い取られたため、原作者としては認識されているけど、権利を主張できなかったんです。
しかし、DCコミックと映画会社のワーナーさんと和解して、その後
また映画等の利益の配分をもらえるようになった。

しかしながら、スーパーマンって、その後、いろいろな書き手が
続けてきたわけだから、例えばドゥームズデイとかは、
スーパーマンのキャラであっても、
作:ジェリー・シーゲル 画:ジョー・シャスターの著作物ではないと、一口にスーパーマンの権利といってもいろいろあるみたいです。

今度の裁判は、そうしたスーパーマン神話の中でも、
”スーパーマンのオリジンの設定”について、
シーゲルの著作物である、と認められたんですね。

これが意味する事は、
シーゲルの家族が、この部分だけ、別の映画会社に売る事も可能で、
逆に言えばワーナーさんは、この先、クリプトン星からきたカル・エルが
スーパーマンという設定を使おうとすると、シーゲルさんたちに
お金を払う必要があるということです。

このヴァラエティの記事によれば、2011年までに
あらたなスーパーマン映画製作に着手しないと、こうした権利問題が発生するそうです。

うーん、これがきっかけとなってスーパーマン映画新作動き出すかも!